異国の地で体調不良は本当に不安で心細いし、旅行の場合はせっかくの楽しみが半減してしまいます。そのため日本から薬を持っていく人は多いです。
ですが薬は持ち込み制限が厳しい国もあります。知らずに入国しようとしたら没収されたり個室に連れていかれることもあるかもしれません。
でも大丈夫です。事前に調べて必要書類を用意しておけば簡単です。
今日は、タイへの薬の持ち込みルールと入国時のわたしの経験談を紹介します!
目次
【タイ】薬の持ち込みルール最新版2023
個人用の薬:タイ国内への持ち込みが可能です。
ただし、処方箋や医師の診断書の提示が求められる場合があるため、処方箋と服用の必要性等についての英文レターを用意しておくと安心です。
また、一度に持参できる医薬品の数量は最大30日間まで。
向精神薬や医療用麻薬または類似品等の(原料)が含まれるものは、持ち込み制限がありますので、(中略)タイ入国時は、税関の「要申告レーン」で申告する必要があります。
引用:【公式】タイ国政府観光庁
個人用の薬:タイ国内への持ち込みが可能です。
販売目的ではなく個人で服用するものに関しては持ち込みOKです。ただし条件が2つあります。
- 処方箋と服用の必要性についての英文レターを用意しておく
- 一度に持参できる医薬品の数量は最大30日間まで
処方箋と服用の必要性についての英文レターを用意しておく
お医者さんから処方される薬に関しては、処方箋と診断書を英文で用意しましょう。発行に時間がかかる場合があるので、渡航1か月前を目安に病院に行くといいですね。
処方薬ではなく薬局で手に入るものに関しては必要書類の指定がありません。ですが何か質問されたときのために何のための薬なのか・どんな成分が入っているのかということが分かるように外箱のまま・説明書付きで持ち込むことをおすすめします。
またこれらの情報を英訳しておくとスムーズです。
一度に持参できる医薬品の数量は最大30日間まで
駐在や移住など長期滞在の場合でも、一度に持ち込める量は30日分だけです。鎮痛剤や低用量ピルなど毎日服用するようなものでも30日分しか持ち込めないため注意してください。
現地で調達することを考えると、処方箋や診断書・外箱はやはり必要になりそうです。
向精神薬や医療用麻薬は持ち込み制限があります
持病があり向精神薬や医療用麻薬、それらの原料が含まれる薬を持ち込む場合は税関で申告する必要があります。
これらの原料が含まれているかどうかということを、処方薬を持っていく場合は必ず医師・薬剤師に確認してください。
【経験談】実際の入国時の様子
持ち込んだ薬
わたしが実際タイに持ち込んだ薬はこちらです。
- 総合風邪薬:パブロンエースPro
- 口内炎の薬:トラフル軟膏PROクイック
- 虫刺され薬:液体ムヒアルファEX
- 鎮痛剤 :バファリンルナi
- 胃薬 :パンシロン
- 下痢止め :ストッパ下痢止め
梱包・準備
わたしは全て外箱のままで説明書も一緒に持ち込みました。新品で用意したものも開封済みも外箱のままです。
ちなみに効能や成分を英訳することはしていません。質問されたらGoogle翻訳で乗り切ろうと思っていました。
いざ入国!
入国審査時、薬に関する質問はありませんでした。持ち込み制限のある薬もなかったため申告カウンターのない緑の出口から出ました。
まとめ
タイへの薬の持ち込みは・・・
- 個人用の薬はOK
・・・ただし最大30日間分のみ
・ - 持ち込みが制限される薬がある
・・・処方薬は医師・薬剤師に要確認
・ - 入国審査で薬に関する質問はなし(筆者の場合)
今日はタイへの薬の持ち込みルールと私の経験談をお伝えしました。
海外に行くとき「この薬持っていっていいのかな?」「申告しなくちゃいけないのはある?」と不安になりますがこの記事を読んでれば大丈夫です。