ダイビング

ダイビングライセンスはアドバンスまでいきなりいってOKな訳

こんにちは!海が大好きな森ちゃんです。
ダイビングのライセンスはステップアップできるようにランクがいくつかあります。
アマチュアレベルだとアドバンス(AOW)まで取得していると世界中のほとんどの海で潜れるようになります。
ではオープンウォーター認定されたあと、ほとんど潜らずいきなりアドバンスまで進んでしまっていいのでしょうか。
答えはYES
むしろアドバンスまで取っちゃった方がいいことがたくさん♪
経験本数に条件もなく、難易度はオープンウォーターより簡単です。
ステップアップしようか迷っている人はぜひ読んでみてください。

難易度は高くない

ステップアップと聞くと「アドバンスは難しいのかな・・・」と思うかもしれませんがそんなことありません。

むしろオープンウォーターの方が難しいんじゃないかな、と筆者は思っています。

 

というのも、アドバンスはスキルの向上が目的ではなく、楽しむ幅を広げること・そのためのスキルを身につけるものですので

オープンウォーターのスキルがしっかり身についていれば全く難しくありません。

 

実際に筆者はオープンウォーター取得後はじめてのファンダイビングでエキジットしたあと「アドバンスとる?とるならさっきのダイブ、アドバンス講習の1本目でいいよ~」と言われ、そのまま取得できたくらい。(笑)

 

このように難易度も低く、アドバンス講習を受講するための経験本数も指定はなく、オープンウォーターライセンスがあれば誰でも受講可能です。

ですのでダイビングを長く続けたいという方は早めにアドバンスまで取っておくとダイビングの楽しみがより増えますよ♪

 

 

経験本数がほとんどなくてもアドバンス講習は受講可能

 

スキルが定着しやすい

PADIのアドバンス講習では以下のアドベンチャーダイブのうち、必須2つと、自由選択3つの合計5つの科目を受けます。

必須

  • 水中ナビゲーション(コンパスナビ)
  • ディープ

 

自由選択(次の23種類から3つ選択)

  • 水中ナチュラリスト
  • デジタル・アンダーウォーター・イメージング(写真)
  • ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(中性浮力)
  • ナイト
  • 魚の見分け方
  • ボート
  • カバーン(洞窟)
  • レック(沈船)
  • 高所
  • ドライスーツ
  • ダイバー・プロパルジョン・ビークル(水中スクーター)
  • サーチ&リカバリー
  • Dive against debris(環境保護)
  • ディレイド・サーフェス・マーカー・ブイ
  • ドリフト
  • エンリッチド・エア
  • サメの保護
  • サイドマウント
  • フルフェイス・マスク
  • アイス
  • リブリーザー
  • セルフ・リライアント

このうち、水中ナビゲーションとピークパフォーマンスボイヤンシー(中性浮力)はオープンウォーターでやったスキルの上級編になります。

オープンウォーター講習で基礎を習って、そのあと早めにアドバンス講習を受けるとスキルは向上するし定着度も高くファンダイビングで難なくできるようになります。

 

水中ナビと中性浮力はファンダイビングするにも必須のスキル。

ファンダイビングしてるうちに自然と身についていくものではありますが、講習で集中して教えてもらう方が上達が早く、より快適にダイビングできるようになりますよ。

 

ちなみに筆者は

  • 水中ナビゲーション
  • ディープ
  • デジタル・アンダーウォーター・イメージング(写真)
  • ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(中性浮力)
  • 魚の見分け方

を受講しました♪

※講習を開催しているお店で指定される場合がほとんどのため、希望する科目がある方は事前にお店に確認してください。

 

 

早めに受講したほうがスキルが定着しやすい

 

 

ダイビングがもっと楽しくなる

アドバンスまでライセンス認定されると何ができるようになるのでしょうか。オープンウォーターライセンスと比較してみましょう。

  OW AOW
水深 -18mまで -30mまで
潜れるポイント 難易度の低いポイントのみ 世界中ほぼすべてのポイント

 

オープンウォーターで潜れるのは最大は18mまでですが、アドバンスを取得すると最大30mまで潜ることができます。

深いところに生息している生き物に会えるのはもちろん、アーチやトンネル・洞窟など楽しめる地形が増えるのもうれしいポイント。

深くいけばいくほど届く光の量も減るので、陸上や浅瀬とは全く異なる世界になります。

海の神秘的な雰囲気も感じることができ、また新たな海の楽しみ方が見つかるかもしれません。

 

また、ファンダイビングで潜れるようになるポイントが多くなるのもアドバンスを取得してから。

ファンダイビングは同じようなレベルのダイバーがチームになって同じポイントで潜ります。

オープンウォーターだとやはりビギナーチームになりますので、「アドバンス取りたい!」と思っている人には少し物足りなくなるかも。

難易度の高いポイントやツアーはもともとアドバンス以上の人を対象にしているものもあります。

もっと色んな海で潜りたい!という方はアドバンス取得をおすすめします。

 

 

 

講習へのハードルが低い

講習ってちょっと気合いれないと受講できない感じしませんか?

学科もあるしテキストも送られてくるしTHE・勉強みたいな・・・(笑)

そんなイメージがある人はなおさらオープンウォーターから続きでアドバンスまで取得した方がいいかもしれません。

なぜならオープンウォーターでもダイビングは十分楽しいので、もう二度と講習を受ける気にならないかもしれないので。(笑)

いくら難易度が低いアドバンス講習でも学科はしっかりあるので、勉強モードになっているうちにチャレンジした方が身につくと思います!

 

 

 

まとめ

アドバンス講習をいきなり受講することについてお話ししました。

結論、アドバンスは誰でもトライできるので早めに取得しましょう!

アドバンスがなくてもダイビングすることに困ることはほぼありませんが、取得したほうがもっと楽しくなります♪

迷っている人はぜひチャレンジしてみてください!