こんにちは!海が大好きな森ちゃんです。
一度はやってみたいアクティビティの一つ ダイビング
沖縄や海外で体験ダイビングをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
陸とは全く異なる水中世界は一度経験すると忘れられなくなりますよね。
体験ダイビングでももちろん楽しいですが、ライセンス認定を受けてダイバーとしてひとり立ちするとさらに世界が広がってますます海が楽しくなります!
ここではダイビングライセンスを取得するメリットを紹介します。
ライセンス取得はいいことたくさん♪
あなたのダイビング生活がますます面白くなります!
目次
ダイビングライセンスのメリット
できることが増える
ダイビングのライセンス(Cカード)を取得するとどんなことができるようになるのでしょうか。
ライセンスがない場合のダイビング(体験ダイビング)と、ライセンスを取得したあとのファンダイビングを比較してみましょう。
体験ダイビング | ファンダイビング | |
水深 | 最大12m | 最大18m~40m ※ライセンスのランクによる |
潜れる時間 | ~30分程度 | 45分~70分 |
行動範囲 | インストラクターの目の届く範囲 | 比較的自由、バディ潜水可能 |
ポイントの数 | 少 | 多 |
より深く潜ることができる
体験ダイビングで潜ることができる水深は12mまでですが、実際は5~8mの浅瀬で遊ぶことがほとんど。
ですがライセンス認定されると最大18m~40mまで潜ることができます。
深場に住んでいる生物もいますので、ライセンス認定されることで会える生物がぐっと増えますよ。
より長い時間潜ることができる
体験ダイビングだと20分~30分ほどの時間しか潜れませんが、ファンダイビングでは45分~70分潜るようになります。
より長い時間海の中にいれるのでじっくりと写真をとったり生き物を観察することができます。
こだわりの一枚を撮りたい方、生き物の生態を観察したい方はぜひライセンスを取ってもらいたいです!
行動範囲が増える
体験ダイビングでは何かあった時にすぐ対処できるようにインストラクターと手をつないで泳いだり、近くを離れることはありません。
一方でライセンス認定されると基本的には自分の身を自分で守ることになります。
インストラクターやガイドの指示に従うのはもちろんですが、手をつなぐ必要はなく目の届く範囲で比較的自由に泳ぐことができます。
ダイビングに慣れてできることが増えると、インストラクターと一緒に生き物を探したりなんかも。
またライセンス認定されている2人以上であればインストラクターやガイドなしのセルフダイビングもすることができるようになります。
セルフダイビングは価格も安いうえ、他のゲストもいないので自由にダイビングプランを立てられるので楽しみ方も広がります。
潜ることができるポイントが増える
体験ダイビングは頭上に遮るものが何もなく流れやうねりが少ないポイントに限られます。
ですので、他のポイントでも潜りたい人はライセンス取得をおすすめします。
ライセンスを取得することでより多くのポイントで潜れるようになるのはもちろん、海の流れに乗って泳ぐドリフトダイビングや、
体験ダイビングももちろん楽しいですが、もっと海のことを知りたい!もっと海の中を見てみたい!と思ったらぜひライセンス取得を目指しましょう♪
自分の身を守るスキルが身につく
ダイビングのライセンス講習では基本的なダイビングスキルの習得や器材の扱い方はもちろん、水中でトラブルにあったときの対処方や事前にトラブルを回避するための判断基準も身に着けます。
・水中でレギュレーター(呼吸器)が口から外れてしまったら
・水中でマスクが曇って前がよく見えなくなったら
・万が一エア切れになってしまったら
・初めてのダイビングポイントで気を付けるべきことは
などなど
自分の身は自分で守ることができるようになります。
ライセンス認定されるとガイドやインストラクターの監督なくライセンス保持者と2人以上で自己責任でダイビングすることが認められます。
逆にいえば、講習は自分や一緒に潜るバディの安全を守れるようになるまでライセンス認定されません。
ですがライセンス講習は試験ではなく、できるようになるまで指導してくれるというシステムです。インストラクターがしっかり教えてくれますので安心してください。
より安全にダイビングを楽しみたい方はライセンス講習を受けて自分の身を自分で守るスキルや知識を身につけてみませんか?
更新ナシで一生使える
ダイビングのライセンスは運転免許とは異なり一度認定されれば更新することなく一生有効です。
頻繁にダイビングに行けなかったとしても、例えば年1回の旅行に行った先で1回ずつ潜る!としたら旅の楽しみが増えていいかもしれません。
体験ダイビングでは毎回基本的なスキルのレクチャーを受ける必要がありますが、ライセンスがあればレクチャーなしで潜れます。
旅先でたくさんのレジャーを楽しみたい人には時間的にもメリットがありそうです。
世界中で使える
ダイビングライセンスを認定している指導団体は複数ありますが、基本的には世界中で有効です。
ライセンス取りたいけど海外でしか取れないと思っていた!という声もたまに聞きますが、日本でも取得できるので安心してください。
もちろん日本で取得したライセンスも海外で有効になるので、海外旅行に行ったら半日は海に潜る!ということができます!
海はつながっているのに地域によって会える生き物も海の色も全然違うので、ぜひ色々な海で潜ってください♪
※一部の国やお店でしか有効ではない指導団体のライセンスは避けるようにしましょう。
指導団体については下の章で解説しています。
デメリット
ではダイビングライセンスを取得することにデメリットはあるのでしょうか。
それはお金と時間がかかること。
ライセンス講習の費用相場は50,000~80,000円ほどで決して安くありません。さらにプラスで交通費や宿泊、食事代も必要なため、高いと100,000円近くかかってしまうことも。
ライセンス取得後のファンダイビングも2ダイブで10,000~15,000円かかるので、大学生や学生さんにとっては少し高く感じるかも。
講習の際に自分の器材をそろえる必要は全くありませんが、コンスタントに潜るようになれば毎回レンタルして違う器材を使うより購入したほうが上達が早くなる場合もあります。
講習だけでなくその後も継続的にお金がかかってしまうのはデメリットになってしまうかもしれません。
またライセンス講習は2~4日ほど時間がかかります。丁寧に指導してくれるお店だとそれ以上時間が必要になることも。
忙しい社会人は休みを調整するのが大変です。
その場合は長期休みや土日だけで取得できるお店を探すとよいでしょう。
ライセンス発行団体の違い
ダイビングライセンスを発行している団体は世界中にありますが、次の団体がおすすめです。
- PADI(パディ)
- NAUI(ナウイ)
- SSI(エスエスアイ)
- SDI(エスディーアイ)
- BSAC(ビーエスエーシー)
上記の団体から発行されたライセンスがあれば世界中のほとんどのショップでダイビングすることができます。
詳しい説明は省きますがそれぞれの団体で掲げている理念は異なるものの、身につくスキルや知識に差はありません。
ですのでライセンス講習を受けたい!と思ったお店が上記のどこかの団体に属していれば問題ありません。
逆に上記以外の団体ですと、一部の国や地域でしか認められていない、ひどいと講習を開催しているお店だけしか認められない場合もあるので注意注意してください。
講習を受ける季節
ライセンス講習は一年中開催していますが、圧倒的に秋に受講するのがおすすめです!!
それぞれの季節ごと特徴を説明していきます。
春 3~6月
日中の気温が徐々に上がってくる時期ですが、実は海の中が最も寒くなるのもこの頃。
というのも海水温は気温の2~3か月遅れで変化しているので、1年間でGWが1番水温が低いなんてことも。
また春濁りといってプランクトンの活動が活発になることで海の透明度も落ちます。
ですが春に講習を受ければ夏のシーズンにがっつり楽しむこともできます!
今年の夏にダイビングしたい!という方は、寒さと濁りに負けずに春に講習頑張りましょう!
夏 7~9月
ダイビングシーズン!
気温は高いので陸にいる時間は大変ですが海の中は快適そのもの。春濁りも南からの海流で流され透明度も回復していきます。
夏の初めにライセンスを取ればひと夏遊ぶことも十分できます!
ただし繁忙期になりますので、少人数でゆっくり講習を受けたい人にはおすすめできない時期でもあります。
また9月には台風シーズンになるので、講習延期になったりそもそも現地に行けなかったり。予定を立てるときには延期になることも念頭に置いておきましょう。
秋 10~11月
講習のベストシーズン!
汗が噴き出るほどの猛暑日もなくなり陸で過ごしやすいころ、海水温は1年で最も高くなります。
海の中は「あったか~い」 陸にあがっても「快適~」な日が続きます。
海中の透明度も安定しているので講習にはもってこいの季節です。
冬 12~2月
海の中はまだまだ快適でも陸が寒くなる冬。
ウエットスーツだと陸にあがったあと極寒だし、ドライスーツだと扱いが難しい・・・。講習には最も向かない季節かもしれません。
どうしても冬にライセンスを取りたい人は沖縄や奄美大島などなるべく南の場所で講習を受けるといいですね。
まとめ
今日はダイビングライセンス取得のメリットを紹介しました。
講習はお金も時間もかかってしまいますが一度取得したら一生世界中で有効です。
迷っている人はぜひチャレンジしてみてください!