こんにちは!海が大好きな森ちゃんです。
BCDの使い方はダイバーにとって必須のスキル!
ですが苦手な方も多いのが事実
筆者もそうでしたが、いつ・どのくらい空気を入れたり抜いたりしたりすればいいのかわからない!( ;∀;)
入れすぎるとぴゅーんと浮上してしまうし、急いで排気すると今度は排気しすぎ・・・
そんなことをしているとエアはどんどんなくなっていく・・・
初心者ダイバーあるあるですよね・・・(笑)
そんなあなたのために、今日はBCDへの給排気のタイミングと、BCD操作をするとき気を付けた方がいい姿勢を解説していきます。
これを読めばBCDの使い方がわかって、給排気するタイミング・やり方に迷うことがなくなりますよ!
それではいきましょう!
目次
ダイビングのBCDはどこを操作したらいい?
BCDはいろんなところから紐が出てたり、ホースやボタンがあったりと複雑そうな見た目をしてますよね。
ですがよく使うのはここ!
インフレーターホースと給気ボタン・排気ボタンの3か所!
これだけ覚えておけば大丈夫ですよ。
インフレーターホース
インフレーターホースはBCD左肩から出ている長さ30㎝ほどのホースのことです。
BCDの空気はこのホースを通って出入りしています。
給気ボタン
インフレーターホースの先端についているボタンです。
ボタンは2個ついていますが、より体に近い方(インフレーターホースの根本に近い方)が給気ボタンです。
メーカーによって異なりますが、色は赤やオレンジなど明るい色のことが多いです。
どちらかわからない場合はインストラクターに聞くか、一度陸上で試してみましょう。
シューっと音がしてBCDが膨らめば給気ボタンで間違いありません。
排気ボタン
給気ボタン同様インフレーターホースの先端についているボタンで、
インフレーターの先っぽにあるのが排気ボタンです。
これもメーカーによって異なりますが、黒や灰色など落ち着いた色のボタンです。
給気ボタンではないボタンは排気ボタンだと思ってもらって大丈夫です!(笑)
ダイビングのBCDで浮力を調整する方法とタイミング
BCDで操作する場所がわかったところで、浮力の調整方法とタイミングを説明していきます。
沈みがちなときに給気ボタンをこまめに押して給気する
給気するサインは、常にフィンキックしていないとどんどん沈んでいってしまう・・・!というときです。
ずっとフィンキックしてるな~足疲れたな~というときは浮力が足りていません。
給気ボタンを押してBCDに空気を送り込みましょう。
給気ボタン押すときのコツは、ポン・ポンとかる~くこまめに押すことです。
給気ボタンを長押ししてしまうと浮力が一気に大きくなり急浮上してしまう危険があります。
浮力が足りないな~と感じたら、給気ボタンをこまめに押して浮力を確認、まだ浮力が足りないようであれば再度給気ボタンを押して浮力を調整しましょう!
浮きがちなときに排気ボタンを押して排気する
排気するサインは、頭が常に下に向いているときです。
下向きに泳がないと浮きそうで怖い・・・!というときは浮力が多すぎです。
排気ボタンを押してBCDから空気を抜きましょう。
排気ボタンは給気ボタンのように慎重になる必要はありませんが、空気を抜きすぎると今度は浮力が足りなくなりまた給気しなければいけなくなりますので注意してくださいね。
沈めない?BCDから空気を抜く姿勢を見直そう!
BCD操作に慣れていないダイバーによく聞くのが「沈めないんです・・・」という声。
これ、BCDから空気を抜く姿勢がよくないからかもしれません。
まず空気がどういう方向に抜けていくのかからお話しますが、空気は水よりも軽いので水中では上に上に行こうとする性質があります。
そんな空気ですが、出口が下にあったらどうなるでしょう?
そうです!抜けていかないんですね!
お風呂で桶を下向きに沈めてみたことある人も多いと思いますが、このとき空気は抜けていかないですよね。でも桶に穴をあけるとポコポコと空気は抜けてくと想像つくと思います。
BCDもこれと同じことなんです。
水中で水平姿勢をとっているとき、単に排気ボタンを押すだけでは排気されませんが、
空気の通り道であるインフレーターホースは上向きにまっすぐ、空気の出口である排気ボタンは身体(BCD内の空気の塊)の一番高いところでキープすると空気はするする抜けていきます。
これを満たす姿勢が、クロールの息継ぎのときです!
左手で排気ボタンをもって、クロールで左側で息継ぎするときのように、左手を上げる・上半身は左上を見るようにねじります。
肩だけでも排気できないことはないですが、慣れないうちは顔も一緒に上半身ごとねじったほうが確実に排気できますよ◎
まとめ
今日はダイビングのBCDの使い方を紹介しました。
これからダイビングをやっていきたい!という方も、久しぶりにダイビングしてみようかな!という方も、BCD操作をマスターして快適に海の中を泳いでくださいね!