こんにちは!海が大好きな森ちゃんです。
今日はダイバーなら誰もが直面するであろうこのお悩み・・・
ホバリングについてお話します!
ホバリングができないと、手足をバタつかせてしまい疲れる・・・
写真もブレブレだし、何より初心者丸出しでカッコわるいですよね。
インストラクターのように無駄な動きなくスマートにカッコよく泳ぎたい!
そんなあなたは、呼吸で浮力をコントロールすることをマスターしましょう!
実際にホバリングができるようになる練習方法を紹介します。
ホバリングの練習STEP
- 呼吸と浮力の関係を体感する
- BCDで浮力を大まかに調整する
- 呼吸で浮力をコントロールする
STEP1 呼吸と浮力の関係を体感する
- BCDの空気を全て抜き、水底にうつ伏せになります。
- ゆっくり深呼吸して、呼吸で体が浮き沈みすることを体感する。
このとき「息を吸ってから体が浮き始めるまで」「息を吐いてから体が沈み始めるまで」に2,3秒タイムラグがあることを覚えておいてください。
「息を吸ってから体が浮き始めるまで」「息を吐いてから体が沈み始めるまで」には2,3秒タイムラグがある
STEP2 BCDで浮力を大まかに調整する
- 水底にうつ伏せになった状態で、BCDに軽く空気を入れます。
BCDの吸気ボタンをポンポンと2回くらい軽く押して空気を入れましょう。
長押しすると空気が入りすぎて浮力がいきなり大きくなり、急浮上する危険があります。
- STEP1と同じように、ゆっくり深呼吸をします。
息を吸ったとき、体が水底から完全に離れたらOK
息を吸っても体の一部(膝や脚)が水底に着いている場合、BCDの空気が足りません。
一度息を吐いて水底にうつ伏せになった状態で、再びBCDに軽く空気を入れましょう。
吸気ボタンは軽く押すことを忘れずに。
- 再び深呼吸をして体が水底から離れるか確認します。
BCDに軽く空気を入れる
↓
深呼吸して確認する
↓
足りなければまたBCDに軽く空気を入れる
この手順を繰り返して、BCDの浮力を調整します。
息を大きく吸ったとき体が水底から完全に離れるようになれば調整完了です。
息を吸ったとき体が水底から完全に離れるまで、BCDをこまめに調整する
STEP3 呼吸で浮力をコントロールする
体が完全に浮いているとき、あなたは息をたっぷり吸っている状態です。
息を吐き始めると、STEP1で体感したように2,3秒のタイムラグのあと体が沈み始めます。
このタイムラグが大切です!
タイムラグ中に再び息を吸えば体は沈みません。
また、息を吸い始めてから体が浮き始めるまでにも2,3秒のタイムラグがあります。
このタイムラグ中に再び息を吐けば体は沈みません。
つまり、体が浮きはじめる・沈みはじめる前に、息を吐く・吸えば体は浮いた状態をキープすることができます。
「あ〜そろそろ浮きそうだな〜」というときに息を吐く
「今度は沈みそうだな〜」というときに息を吸う
この「浮きそう」「沈みそう」という感覚が大切です。
体が浮きはじめる前に息を吐く・体が沈みはじめる前に息を吸う
まとめ
ホバリングのコツは呼吸で浮力をコントロールすることです。
はじめは呼吸ばかりに気を取られてしまいますが、慣れてくると無意識に呼吸で浮力をコントロールできるようになります。